男性

不安定な心をコントロール|強迫性障害の再発防止には認知療法が鍵

生活と精神障害

女性の医師

強迫性障害の中でも特に有名なのが、潔癖症です。潔癖症は異常に不潔を嫌う病気で、現在では精神科や心療内科で治療が行なわれています。潔癖症に関しては、今後はこれまで以上に社会や周囲の理解が必要になっていくでしょう。

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カギは閉めたか病

看護師

ドアのカギ閉めなどの心配や解決するための行為が何回もくり返され、多くの時間を費やして苦痛を感じ日常生活や社会生活に支障をきたすようになる病気を強迫性障害といいます。強迫性障害の治療には、心理療法である認知行動療法と薬物療法があります。

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繰り返してしまう疾患

うつむく男性

再発の気を付け

強迫性障害は、自分でもつまらないことだとわかっているのに、何度も繰り返して考えてしまったり、意味のないことを何度も繰り返して行ったりする精神疾患の1つです。何度も考えてしまう、強迫観念や、何度も同じことをしてしまう、強迫行為があります。強い不安とこだわりにより起こる症状です。日本では、成人40人に1人の割合で、強迫性障害の症状が見られると言われています。発症年齢は若く、小児期から青年期に症状が出はじめています。強迫性障害の原因は、脳の神経伝達物質のセロトニンなどの機能異常によるものだと言われています。これらの症状により、生活に支障が起きる場合もあります。これらの強迫症状は、ストレスにより悪化してしまうことがあります。強迫性障害を発症する人は、うつ病などの合併症も発症しやすいので注意が必要です。症状は、人によりさまざまですが、自分が強迫性障害だと気付かない人も少なくありません。症状の悪化により、生活に影響が出てきて受診する人も多いようです。治療法は、薬物療法と認知行動療法になります。再発防止のために、認知行動療法は必要になります。やらずにはいられない行為を、回数を減らしていき、我慢するという方法です。今後の動向として、強迫性障害の研究が進められています。現在、約40%の患者に通常の強迫性障害の薬では効果が出ない、治療抵抗性の強迫性障害が認められています。その治療抵抗性の強迫性障害に効果がある新薬の研究が進んでおり、今後期待されています。不安定な心をコントロールしていく事が、改善への第一歩だと言えるでしょう。

行為を抑制する

強迫性障害が発症した人は、強迫性障害を改善することができたと思っても、別の症状が出たりして、再発する可能性が高いです。再発防止のためには、認知行動療法などで、強迫行為を止めることができる力をつけることです。ココロの回復をどこまで行えるかも鍵となります。どうしても、やりたくなってしまうといった、強迫観念や強迫行為を抑制するための、学習をすることが大切です。行動療法は長期に及ぶこともありますが、焦らず、急がず、前向きな気持ちで行いましょう。抑制することができるようになれば、再発防止に大きく役立ちます。症状が治ったからと、途中で勝手に中断するのは、再発のリスクを上げますので、きちんと治療は受けましょう。強迫性障害は、治療中より治療後が大事だと言われています。日常生活から、ストレスを減らしたり、同じ行動をしないようにするなどの工夫が必要です。強迫性障害は、脳内の神経伝達物質のセロトニンの機能異常によるものなので、セロトニンに効果があるものを食事から摂取することで期待ができます。セロトニンを作るには、トリプトファンという必須アミノ酸が必要になります。トリプトファンを多く含む食品は、バナナ、豆乳、牛乳、ヨーグルト、チーズ、肉類、赤身魚、納豆などです。これらの食品を毎日の食事に取り入れて、摂取するようにしましょう。摂取しにくい場合は、健康食品やサプリメントなどで摂取する方法もあります。摂りやすいように工夫して、毎日続けて摂取するようにしてください。日常生活から、強迫性障害の予防をすることにより、再発防止にもつながります。

強い不安を覚える症状

カウンセリング

不安を覚えると、誰でも確認やその行動に出てしまうことがありますが、これが異常になってしまう症状が強迫性障害です。原因は脳の神経伝達物質が関係していて、もともとの性質や社会の影響も考えられます。強迫性障害は精神科や心療内科で治療が受けられるので、家族の理解や見守りも改善につながっていきます。

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